製造工程

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カット野菜ができるまでの製造工程をご紹介

製造工程

新川食品はカット最新設備を積極的に導入し、より安全で効率的なカット野菜製造を心がけています。

HACCP製造工程

HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)とは食品を製造する際に工程上の危害を起こす要因(ハザード=Hazard)を分析し、それを最も効率よく管理できる部分(CCP=必須管理点)を連続的に管理して安全を確保する管理手法です。

新川食品では食品の安全を考慮して、HACCP方式対応でカット野菜を製造しております。

お客さまの大事な野菜は以下のような流れでカットされます。

原料

  • 名古屋を中心に、産地直送の新鮮なお野菜を複数の取引先から仕入れています
  • 愛知県の田原市などから届いたシャキシャキのキャベツです。

複数の取引先から安全な野菜を仕入れています。近年は各地の農家さんと直接契約し、より新鮮で安全な野菜を仕入れるように心がけています。

プレカット(手切り)

  • 機械では難しいカットは人の手で行います。これをプレカットと呼びます。
  • 人の手でカットすることで手間はかかりますが、野菜の傷みなどにいち早く気付けます。

葉物のオニ葉などはスタッフの手作業で除去します。人の手が入ることで野菜の傷みや不良にいち早く気づけます。

カット(フードスライサー)

  • カットの基本は専用機械を使います。
  • さまざまな野菜のカットに対応しています。

当社は最新のフードスライサーを導入しております。カットの種類は乱切り、千切り、イチョウ、輪切り、短冊、つま、シャトー切りなど多種に渡ります。野菜の鮮度を保つため、すべての作業を極力迅速に行います。

洗浄

  • カットの終わった野菜を洗浄し、汚れや野菜くずを落とします。
  • 野菜のシャキシャキ感を失わないように手早く行います。
  • 鮮度を保つために冷却水を用いています。
  • 冷水で引き締められた野菜たちです。

カットされた野菜を洗浄します。鮮度を保つため冷却水を使用しています。

脱水

  • 脱水処理器で余分な水分を除去します。
  • 不要な水分を取り除いたら、計量コーナーへ移動します。

残った水分を脱水処理器で除去します。

選別

  • 大き過ぎたり小さ過ぎたりする野菜を選別・除去します。
  • 選別はスタッフの目視も加わります。

大きすぎる・小さすぎるなど、規格外の野菜を除去します。選別機とスタッフの目視による二重チェック体制です。計量時に個体差をなくすためには欠かせない工程です。

計量

  • お客様が袋から出してすぐに使えるように、きっちりと計量します
  • 計量を終えたら袋詰めの作業です。

梱包

  • 袋詰め、梱包作業です。専用機械を使ってスピーディーに行います。
  • 袋に次々に詰められていくカット野菜。

金属探知機で異物の混入がないか確認したあと、梱包作業に入ります。梱包も自動化されており、鮮度を保ったままスピーディーに袋詰めを行います。

保管・出荷

  • 出来上がった商品は冷蔵庫で保管し翌日には出荷されます。
  • 冷蔵庫には学校給食用の野菜なども並んでいます。

当社のカット野菜は冷蔵庫で保管されたのち翌日にはお客様のもとへ出荷されます。

自動化が進むカット設備

新川食品では業務の効率化とスタッフの安全を考え、積極的に最新設備を導入しています。

さまざまなカット方法にお答えするため、各種のフードスライサーをご用意しています。

フードスライサー

お客様からのさまざまなリクエストにお応えできるように、カット方法によって種類別に機械を用意しています。写真は乱切り用のフードスライサーです。

野菜クズを除去するのに欠かせない、ふるい成型機

ふるい成型機

特に千切りカットで発生する端部の野菜くずを除去するのに使われます。このマシンを通すと、ふるいの底に野菜くずが落ちてきます。

水を使わない(排水が出ない)乾式じゃがいも皮剥き機

乾式じゃがいもピーラー

ローラーを回転させてジャガイモの皮をむきます。排水が発生せず、環境にも優しいのが特長です。残った芽はスタッフが丁寧に取り除きます。

ねぎを好みの長さにカットできるネギスライサー

ねぎま用ネギスライサー

ねぎを自由な長さにカットするマシンです。ねぎをセットするのは手作業になりますが、それゆえ野菜の傷みなどにいち早く気付けるようになっています。

衛生管理への取り組み

消毒・衛生設備も充実しています。

衛生管理の向上と社内スキルをあげるため、各セクションのスタッフ一同、努力を重ねています。

帽子や手袋の装着、手洗いはもちろんのこと、最新の機械設備を積極的に導入。細菌の侵入を極力阻止するように努めています。

小牧の愛北工場では菌検査室を新設。

平成25年4月に、新たに専用の菌検査室を建築しました。菌検査室ではカット野菜をサンプル調査。許容値の範囲内か厳しくチェックをしています。検査データが必要な場合は速やかに提出させていただきます。