HACCP製造工程
原料
複数の取引先から安全な野菜を仕入れています。近年は各地の農家さんと直接契約し、より新鮮で安全な野菜を仕入れるように心がけています。
プレカット(手切り)
葉物のオニ葉などはスタッフの手作業で除去します。人の手が入ることで野菜の傷みや不良にいち早く気づけます。
カット(フードスライサー)
当社は最新のフードスライサーを導入しております。カットの種類は乱切り、千切り、イチョウ、輪切り、短冊、つま、シャトー切りなど多種に渡ります。野菜の鮮度を保つため、すべての作業を極力迅速に行います。
洗浄
カットされた野菜を洗浄します。鮮度を保つため冷却水を使用しています。
脱水
残った水分を脱水処理器で除去します。
選別
大きすぎる・小さすぎるなど、規格外の野菜を除去します。選別機とスタッフの目視による二重チェック体制です。計量時に個体差をなくすためには欠かせない工程です。
計量
梱包
金属探知機で異物の混入がないか確認したあと、梱包作業に入ります。梱包も自動化されており、鮮度を保ったままスピーディーに袋詰めを行います。
保管・出荷
当社のカット野菜は冷蔵庫で保管されたのち翌日にはお客様のもとへ出荷されます。
自動化が進むカット設備
新川食品では業務の効率化とスタッフの安全を考え、積極的に最新設備を導入しています。
フードスライサー
お客様からのさまざまなリクエストにお応えできるように、カット方法によって種類別に機械を用意しています。写真は乱切り用のフードスライサーです。
ふるい成型機
特に千切りカットで発生する端部の野菜くずを除去するのに使われます。このマシンを通すと、ふるいの底に野菜くずが落ちてきます。
乾式じゃがいもピーラー
ローラーを回転させてジャガイモの皮をむきます。排水が発生せず、環境にも優しいのが特長です。残った芽はスタッフが丁寧に取り除きます。
ねぎま用ネギスライサー
ねぎを自由な長さにカットするマシンです。ねぎをセットするのは手作業になりますが、それゆえ野菜の傷みなどにいち早く気付けるようになっています。
衛生管理への取り組み
衛生管理の向上と社内スキルをあげるため、各セクションのスタッフ一同、努力を重ねています。
帽子や手袋の装着、手洗いはもちろんのこと、最新の機械設備を積極的に導入。細菌の侵入を極力阻止するように努めています。
平成25年4月に、新たに専用の菌検査室を建築しました。菌検査室ではカット野菜をサンプル調査。許容値の範囲内か厳しくチェックをしています。検査データが必要な場合は速やかに提出させていただきます。
HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)とは食品を製造する際に工程上の危害を起こす要因(ハザード=Hazard)を分析し、それを最も効率よく管理できる部分(CCP=必須管理点)を連続的に管理して安全を確保する管理手法です。
新川食品では食品の安全を考慮して、HACCP方式対応でカット野菜を製造しております。
お客さまの大事な野菜は以下のような流れでカットされます。